か? ないでしょうか。 ことができます。スピーカーで音を流したり、ヘッドホンを使って音を聴くの で、目と手は使わなくてすみます。そうすると、例えば車の運転中や、歩き ながら、手作業をしながら、体を動かしながらでも聴くことができます。 クの大きな特徴ではないでしょうか。日々とても忙しい方には、時間の節約 におおいに役立ちます。 れます。語学などの学習用カセットテープなどは、繰り返し耳から聴くことで 覚えやすく、比較的長期間覚えていられます。 に入り、理解も深まります。何かを身につけたり、深く学習したいときには、 オーディオブックのように耳から聴いて覚えるのが、効率的と言えるのでは ないでしょうか。 で聴くことができます。ラジオはそのときに放送されているものしか聴くこと ができませんので、番組を放送時間以外の時に聴きたい場合は「エアチェ ック」をして、放送時間に合わせてカセットやMDなどに自分で録音しておく 必要があります。 を手に入れられますし、一度手に入れてしまえば、いつでも自分の聴きたい ものを選んで聴くことができます。 ものや、収録時間が長い大作ものもあります。そして、コマーシャルが入っ てくることもありません。 小さくて見にくい活字を読むことも、テレビを長時間見て目が疲れることもあ りません。 ほうに顔を向けている必要があるので、同じ姿勢を長時間続けがちになり、 カラダに負担が掛かります。病気で寝ている方や、ご高齢の方などにも、大 変優しいメディアだと言えるでしょう。 由なイメージを膨らませることができます。その点では書籍も同じなのです が、オーディオブックの場合、音楽、効果音、声質と話し方、言葉の間(ま) などを使った「感情・雰囲気」を作る表現、ステレオ音声ならば左右の表現、 遠い・近いといった表現、エコーを使った広い・狭いといった「空間」の表現 もできるので、書籍よりもいっそうイメージは膨らみます。 とができます。映像メディアのようにイメージを限定されることなく、聴く人そ れぞれのイマジネーション=想像力が刺激され、自由に楽しむことができる のは、まさにこのオーディオブックの大きな特徴と言えます。 良いのではないでしょうか。最近は空前の脳トレブームですし、以前からも 「テレビ脳」という言葉がありましたが、受身の視覚情報だけでなく、音を聴 いて想像力を働かせることで、健康な脳が保たれるのかもしれませんね。
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